中途採用の面接ではどのようなことに注意して臨めばいいだろう?
新卒採用面接と異なることを意識して準備しましょう。
学生の際に新卒採用面接を受けた経験があっても、中途採用の試験になるとどのような準備をして望めばよいかわからないと思います。本投稿では中途採用における面接の準備やポイントを紹介していきますので、面接に望む際の参考にしてみてください。
新卒採用面接との違い
企業に就職している人であれば卒業後に新卒採用面接を受けている人がほとんどだと思います。基本的には中途採用も面接をしていくのですが、その形式は新卒採用のときと若干異なります。
①面接側の見方
新卒採用時はそもそも中途採用と比較して募集人数が多く、面接官も多くの学生と面接をしなければなりません。そのため、流れ作業になりやすく、形式張った面接が多いと思います。しかし、中途採用面接の場合、新卒採用に比べ募集人数が少なく、経験してきた内容等も学生とは異なるため、面接官はこちらに興味をもって質問してきます。
②採用までのステップ
新卒採用は上記の通り募集人数が多いため、面接の段階も固定されており自由度が少ないと思います。決まった順番で集団面接、1次面接、最終面接などが実施されます。しかし、企業によりますが、中途採用の場合は面接の途中に職場見学や雑談をするタイミングを挟みこちらの要望も比較的通るのではないかと思います。
面接に際しての準備
まずは、面接を受ける企業の下調べをきちんとして、会社の業績や売上、簡単な歴史などを知っておくのは最低限のマナーです。
面接で一般的によく聞かれるのは次のような質問です。丸暗記はしなくてもいいですが、面接の際にテンパらないようにある程度の回答は準備しておきましょう。
- 自己紹介をしてください
- あなたが持つ専門性と、得意とする分野はありますか
- マネジメント経験はありますか
- 仕事の上での成功体験と失敗体験をそれぞれ1つずつ挙げてください
- 今後のキャリアアップの目標はなんでしょうか
- 当社への志望動機を話してください
- あなたが転職を望んでいる理由を述べてください
- 趣味をお聞かせください
- 現在の健康状態および健康への気配りはいかがでしょうか
質問に対してだらだらと時間をかけるのも印象が悪いので、目安としては自己紹介は3分程度、あとはそれぞれ1分以内にまとめるようにしましょう。
上記に示した面接の事前練習をしっかり行い、「相手が知りたいこと」にきちんと答えられているのかを振り返ってみましょう。また、空いた時間に雑談等もできるように時事ネタや話題を考えておくと、コミュニケーション力が高いと思われます。
面接本番での注意事項
「一方的に面接を受ける」のではなく、「自分もその会社を見極める」という対等な意識を持った方が、結果的に緊張しすぎずに面接に臨めるようになります。
新卒採用と違い、不合格になっても今働いている会社がありますので、気負わずに自身を持って面接に望みましょう。余裕がある姿をみせると面接官に安心感を与えることができます。
採用側は積極性や興味があるかどうかをみていますので、自分が知りたいと思ったことは積極的に質問しましょう。
まとめ
本投稿では中途採用の面接のポイントを紹介しました。これらを参考に事前準備を万全にして、自身を持って面接に臨めば良い結果がついてくると思います。
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