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【書評】働き方2.0vs4.0

終身雇用が崩れつつある現代において次に考えられるのはどのような働き方だろう?

Stree8

アメリカでも増えているフリーエージェントが増えてくるでしょう。「働き方2.0vs4.0」で学んでみましょう。

目次

どのような人にお勧めか

・年功序列、終身雇用が崩壊しつつある現在を生きているサラリーマン。

・フリーエージェントなどのように会社に頼らない働き方を目指している人。

要旨

終身雇用を前提とした日本の今までの働き方は2.0、アメリカで増えているフリーエージェント(ギグエコノミー)の働き方が4.0と呼ばれ、今後この働き方4.0がスタンダードになってくる。この新しい働き方の考え方を従来の働き方2.0と比較しながら説明してくれる本。

学んだこと・気づき

・事実を見る限り、日本のサラリーマンはむかしもいまもずっと会社を憎んでおり、過労死するほど働いているものの利益をあげていない

・一生を通じて学びたい、たえず新しいスキルを身につけ新しい経験をしたいと思うなら、同じ会社に居続ける必要はない

・アメリカでは急速に「組織に所属しない働き方」が広がっており、ビジネスに必要な人材をジャスト・イン・タイムで採用している(ギグエコノミー)。

・大きな会社を維持することが割に合わなくなることは間違いなく、会社は最小限まで縮小し、最後はソフトウェア資本だけが残る。

・サラリーマンは、バックオフィスの一部、中間管理職、スペシャリストの一部が混然一体となったきわめて特殊な「身分」であり、グローバルな雇用制度では存在する余地がない。

4つのC──創造性(クリエイティビティ)、共同作業(コラボレーション)、共同体(コミュニティ)、プログラミング(コーディング)のスキルが必須になる。

・キャリアというのは、自分の専門をどのように活かしてきたのかの履歴であり、高い専門性があれば他社からヘッドハンティングの対象になるため、適度な転職は能力の高さの証明になる。

・新しい働き方で重要になるのは「評判」であり、キーワードは「ギブ」。自分の責任で「プロフェス(公言)」し、相手がそれを評価し、信頼してくれる「プロ」になれば、「どこでも誰とでも」働くことができる。

・高度化するネットワーク社会で起きているのは、「会社から個人へ」という大きな流れ。

・「未来世界」で生き延びるのは、会社に所属しているときでも常に「フリーエージェント」として仕事をしていると考え、会社のブランドに依存するのではなく、自分自身のよい評判を増やしていけるひと

今後にどう活かすか

・組織に属さない生き方を目指すためにも、今ある環境で専門性や信頼を高めつつ、個人でも活躍できるように外からの評判も高められる行動を実施していく。

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この記事を書いた人

・転職を考える人に役立つ情報を発信
・30代で転職(キャリア採用)を経験
・妻、子どもと生活する機械系エンジニア
・趣味はキャンプ、読書、プログラミング

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