【書評】転職と副業のかけ算

どのような人にお勧めか

・サラリーマンでいながら個人でお金を稼ぐことを考えている人。

・転職や副業を考えているサラリーマン。

・この先同じ会社で働き続けていいのか悩んでいるサラリーマン。

要旨

サラリーマンで働くことは色々な経験を積める反面、大企業は安泰という保証はなくなっている。そのような世の中を生きていくには、個人で稼ぐ力を付けるため、副業や転職をやってみることを提案している本。

学んだこと・気づき

・働き方や教育、子育てなど、すべてにおいて〝正解〟がなくなった現代社会を生き抜くには「個人で稼ぐ力を持つ」ことが大切。

・転職や副業は自分の市場価値を高める「手段」として考えることが大切。

・どこでも活躍できる人とは、組織を成長させられる人。

・上司の評価や会社組織からの評価よりも「自分に対する市場からの評価」に重きを置くことが大切。

・転職という労働市場での自分の値段を知ることは、日頃の仕事における努力の方向性を決めるうえでとても重要。

・転職活動で大切なのは、共通点を探すための「情報量」が大事。

・伸びている業界に身を置くことは、長い目で見れば役立つスキルが身につく。

・本当にいい会社は「自分で働き方をコントロールできる会社」。

・サラリーマンの副業は、使える時間とお金が限られるため、自分が手を動かさなくてもお金を稼げる仕組みをつくることが必要。

今後にどう活かすか

・会社に依存することなく、自分に対する市場からの評価を意識してサラリーマン生活を送っていく。

・転職活動や副業はやってみないことには始まらないので、サラリーマンとして働きつつ失敗してもいいのでいろいろなことにチャレンジしていく。