【書評】ソース～あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

2025年7月31日

最近自分の夢がわからなくなってきたな。

Stree8

「ソース～あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。」を読んでワクワクすることの探し方を学びましょう。

どのような人にお勧めか

現代に生きる人々は誤った社会通念を信じ満たされない生活を送っている。満たされた人生にするために夢を持ちワクワクに打ち込むことが大切だということ教えてくれる本。また、人生において目標を決めるのではなく、方向を決めて進んで行くこと、その過程が重要であることが述べられれている。

1. 自己実現と内的ビジョンの力

夢は「内側から湧き上がるもの」
・他人から与えられた目標や世間体でなく、自分の内側から自然と出てくる願望こそが本当の夢。
・この「ワクワクする感覚」が、行動のエネルギー源となる。
ビジョンは“先に感じる”ことで現実になる
・「欲しい未来」を先に感じ、イメージし、感情レベルで先取りすることが重要。
・「まだ起きていない未来」をありありと感じられた時、現実が後からついてくる。
・この“未来を感情で先取りする”力が現実化の鍵。
理屈より感覚と直感を信じる
・顕在意識（表面的な理屈）より、潜在意識や直感（心の奥の本音）を大切に。
・未来を創るのは、頭で考えたプランではなく「どうしたいか」という感情ベースの方向性。

2. 社会通念や常識への違和感と超越

「社会の正解」には限界がある
・一般的な常識や社会の成功モデル（例：安定した仕事、年収、肩書）は、必ずしも幸せを保証しない。
・「普通こうだから」という理由で生き方を選ぶと、やがて違和感に直面する。
「自分を大切にすること」が最優先
・自分の体調、気持ち、違和感を最優先に。
・たとえ人に変だと思われても、「自分の本音に従うこと」が最もパワフルな選択。
変化する自分を受け入れる勇気
・数年前に感じていた夢や価値観が変わるのは自然。
・「いまの自分の気持ち」に正直でいることが、自分自身との信頼関係につながる。

3. 心と行動のつながり（潜在意識の使い方）

外側の現実は「内側の反映」
・現実の問題は、自分の内面（思い込み・信念）が投影されていることが多い。
・現実を変えたいなら、まず「自分の思考・感じ方」を変えることが重要。
無理な努力より“波動”を整える
・嫌々やる努力は逆効果。気分・波動が整っていると、不思議なほど物事がスムーズに運ぶ。
・「なんか気持ちいいな」「心地いいな」を基準に選択を重ねることで、願いが自然に叶う。
抵抗感・違和感は“方向違い”のサイン
・不安や焦りが出たら、それは本来の自分の望みとズレているサイン。
・それに気づいて軌道修正するだけで、流れは変わっていく。

4. 真の成功とは？（豊かさと自由の定義）

成功とは「ワクワクを生きること」
・年収や肩書きより、自分が「いまワクワクしているかどうか」で判断する。
・自分にとっての豊かさ＝自分らしく、安心・喜びの中で生きている状態。
本当の自由とは「心の自由」
・どこにいても、何をしていても、「自分で選んでいる感覚」がある状態が自由。
・他人の目や評価を気にせず、「今ここを楽しむこと」が究極の贅沢。
ビジネスも“自分が楽しいか”が鍵
・他人のため、社会貢献の前に「自分が心から楽しめるかどうか」が最優先。
・楽しくないと長続きしないし、人も自然とは集まってこない。

5. 人生のステージと成長のプロセス

「動けない時期」は必要な準備期間
・焦って何かを成し遂げようとせず、ぼーっとする、感性を休める時間も大事。
・その“動かない時間”が、のちのジャンプのための「溜め」になる。
“過去の自分”を否定しない
・以前の選択も、その時の自分にとってはベストだった。
・過去があったから今の自分がいるという「受容」が次の成長を生む。
成長は「気づき」から生まれる
・自分が無意識に持っていた前提（思い込み）に気づくことが、最大の転機になる。
・その「気づき」さえ得られれば、あとは自然に生き方が変わっていく。

6. ワクワクに従って生きる技術

小さな「気持ちいい」を大事にする
・日々の中で「なんか気分がいい」「楽しい」「気持ちいい」を意識的に選ぶ。
・そういった小さな積み重ねが、大きな願望実現の流れをつくる。
行動は“やる気”でなく“波動”で決める
・無理にやる気を出すのではなく、波動（心の状態）を整えてから行動する方がスムーズ。
・「気分が乗らないとき」は無理にやらず、気分が整ったタイミングで動く。
“引き寄せ”は副産物でしかない
・目先の願望を叶えることが目的ではなく、毎日を心地よく過ごすことが本質。
・引き寄せられる結果は、あくまで“波動の副産物”。