ビジネスを始めるにあたり、経験を積むにはどうしたらよいだろう?
「稼ぐことから逃げるな」からビジネス戦闘力の鍛え方を学びましょう。
どのような人にお勧めか
- 大手企業、準大手企業で働いている若い世代の人
- 起業、副業、新しくビジネスを始めたいと考えている人
要旨
ベンチャー企業を経て起業した著者が若い世代や起業を考えている人たちにビジネス戦闘力を高め、自由な人生を手に入れる方法を教えてくれる本。
学んだこと・気づき
・大手や準大手だと、若いうちは下積み仕事が多く、「個の実力」を養えないことが多い。
・仕事も、働き方も、お金の使い方も好きなように選べる=自由な人生を手に入れる。
・自分のポテンシャルを最大限に活かし、世に役立てることから逃げるな。
・今後、学生に求められるのが、会社に頼らずとも生きていける〝個の力〟です。
・中長期的に稼ぐために必要となるものが、「ビジネス戦闘力」で、若いうちに戦闘力を上げられるところに身を置く。ビジネス戦闘力とはヒト・モノ・カネを動かす力で、人脈とスキル、さらには実績、経験、人間力といった要素をトータルしたもの。
・会社にい続けて数十年後に稼げるようになっている確率は、ますます低くなっていく。
・今、目の前にあることを、1つひとつ「勝負に勝つ」という意識で精一杯取り組むほうが、結果的に高い場所にいける。自分の進んだ道を自分の力で正解にすることこそが、最も大切なライフハック。
・1つのカテゴリーだけではなく、カテゴリーを3つ、4つとかけ合わせることで、その領域においては順位が上位になる。
・自分の得意領域を戦略的に3年スパンくらいで集中的に学んでいく。
・人脈というものは極めて大切で、「確固たる人脈さえあれば、人生はどうにでもなる」といっても過言ではない。
・ものを作って売る。これがビジネス。
・ヒアリング能力やコミュニケーション能力、提案力、ソリューション能力(問題解決能力)を磨く。
・特に稼ぎやすいのが、ウェブ系のフリーランスです。
・さまざまな人を巻き込んで仕事を発注する=「発注力」を高めることで、収入は安定し、伸びていく。
・今SNSをやらないとか、YouTubeをやらないという選択肢はない。ブログは書いたものが全てストックされていきます。発信し続けるかどうかで圧倒的に差がつく。
・ハードスキルが全くなくても、ソフトスキル(=マネジメント力+営業力)を磨き上げさえすれば、ビジネスで大きな成果を出すことは可能。
今後にどう活かすか
若い世代に向けに書かれた本であるが、今後生きていくには稼ぐ力、ビジネスを作り上げていく必要があるということを再認識させられた。自分が今持っている得意分野をベースに稼ぐ力を伸ばし、社会に貢献していきたい。
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