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【書評】僕は君たちに武器を配りたい

日本経済が停滞し続けているなかで、自分たちが生きていくにはどうしたらよいのだろう?

Stree8

「僕は君たちに武器を配りたい」を読むと今後重要になっていくことがわかるでしょう。

目次

どのような人にお勧めか

・日本経済が停滞し続けており、サラリーマンとして生きている中で今後どのように生きていけばいいか不安を抱えている人。

・転職を考えている人。

要旨

日本が経済的に厳しい世の中で生き残り、新しい「希望」を作り出すために重要なことを教えてくれる本。今後生き残る事ができる職種について述べられ大変参考になる。

学んだこと・気づき

・自分の時間労力才能を何につぎ込めば、そのリターンとしてマネタイズ=回収できるのかを真剣に考える。

・これからの日本では、単なる労働力として働く限り、コモディティ化(商品などが個性を失い、消費者にとってはどの商品を買っても大差がない状態)することは避けられないため、「スペシャリティ(ほかの人には代えられない、唯一の人物とその仕事)」になることを目指す必要がある。

・これからの世界では、日本が得意とする「擦り合わせ」技術が高いことは意味を持たなくなる。

・待っていても状況は悪くなる一方であるため、個人レベルでビジネスモデルを変える、または新たなビジネスモデルを作り出す、ということに挑戦しなければ、多くのビジネスマンが生き残ることができなくなっていく。

・これから就職や転職を考える人は、マクロな視点を持ちつつ、「これから伸びていき」「多くの人が気づいていない」ニッチな市場に身を投じ、転職を繰り返すことが必然の行動である。

職種内容○:今後生き残れる職種
×:生き残れない職種
トレーダー商品を遠くに運んで売ることができる人×
エキスパート自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人
⇒産業構造の変化激しいために、スキルや知識自体が、あっという間に過去のものとなり、必要性がなくなる
×
マーケター商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人
⇒人々の新しいライフスタイルや、新たに生まれてきた文化的な潮流を見つける
イノベーターまったく新しい仕組みをイノベーションできる人
リーダー自分が起業家となり、みんなをマネージ(管理)してリーダーとして行動する人
投資家投資家として市場に参加している人

・「マーケター」になるために重要なこと

全産業の「コモディティ化」が進む世の中で、唯一の富を生み出す時代のキーワードは、「差異」である。「差異」とは、デザインやブランドや会社や商品が持つ「ストーリー」である。自分の商品やサービスの「信者」を作り出すことが重要。

・「イノベータ」になるために重要なこと

自分が働く業界について表も裏も知り尽くすことが、自分の唯一性を高め、スペシャリティへの道を開いていく。常日ごろから意識して、業界のあらゆる動向に気を配ることで、「イノベーション」を生み出すきっかけと出会うことができる。イノベーター型の起業家を目指すのであれば、特定分野の専門家になるよりも、いろいろな専門技術を知ってその組み合わせを考えられる人間になることのほうが大切。

・「リーダー」になるために重要なこと

世のほとんどの人は凡人なのだから、その凡人をうまく使うスキルを学ぶことが大切であり、コミットメントが必要。

・「投資家」になるために重要なこと

投資家として生きるのならば、人生のあらゆる局面において、「ハイリスク・ハイリターン」の投資機会をなるべくたくさん持つことが重要となる。また、人生の重要な決断をするときに覚えておくべきは「リスクは分散させなくてはならない」ということと、「リスクとリターンのバランスが良い道を選べ」という2点。

今後にどう活かすか

・今後生き残る4つの職種を意識し、会社に頼るのではなく今いる職場を利用して知識、経験を積んでいく。

・ブログ作成などのコンテンツ作成ともにコンテキストを意識した発信もSNS等で実施し、自分を信頼してくれるファンを増やすことを考えて行動していく。

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この記事を書いた人

・転職を考える人に役立つ情報を発信
・30代で転職(キャリア採用)を経験
・妻、子どもと生活する機械系エンジニア
・趣味はキャンプ、読書、プログラミング

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