最近よく聞くギグワークとはどのような働き方だろうか?
「GIG WORK(ギグワーク)」を読めばその働き方が理解できますよ。
どのような人にお勧めか
・個人の時代になる中で従来とは違う働き方を模索している人
・副業を考えている人
要旨
これからの時代の働き方( ギグエコノミー)を学べる。マニュアル通りにやり抜くという洗脳された教育を受けてきた日本人に突き刺さる一冊。
学んだこと・気づき
・「ギグワーカー」とか「ギグエコノミー」は、実はいま世界で起きている「働き方」
・日本政府がやってきたことは、「安定」という幻想をちらつかせて、一般人を「奴隷」に仕立て上げることでしかない。危機感を感じるのは日本政府だけでなく、多くの人々が危機感を持っていないこと。その中でも非常に問題なのが教育。画一的な学校教育を受けた人では予測不可能な時代においては生き残れない。
・人生というのは大前提として不安定であるということを認識してから戦略を練る必要がある。
・誰もが情報発信ができる時代、誰もが情報受信できる時代。その情報をどう扱うかで、ビジネスや人生が大きく変わる時代。
・コンテンツを支配する人間がこの世を制する。このコンテンツを一般人でもつくれるようになったわけで、だったらその扱い方に長けている編集者があらゆる分野で成功する。主体的、意識的に情報発信できるようになれば、自分の人生がコントロールできるようになる。
・日本人は「驚異的に英語ができない」がゆえに、日本語のコンテンツ市場はガラパゴス化している。
・豊かさは選択肢の多さ。何を選択するかはその時々によってうまくいくときもあればうまくいかないときもあり、それはタイミングの問題。ただ、選択肢を持つことは重要だ。
・結局は「何を言うかより、誰が言うか」だ。コンテンツの価値を決めるのはコンテクストで、その中の重要な構成要素の一つが「誰」だということ。
・現在地を知るためにやるべきこととして、読書する、新しい体験をする、文章を書くという3つを勧める。
・還元の先にチャンスの可能性があるということ。テイクを凌ぐくらいのギブ(還元)をしまくらないといけない。
・ギグエコノミーで重要なのは評価だ。評判が良ければ仕事は自動的にやってくる。
・人生を大きく変えるのは人脈であり、そのために持てる資源を投入するというのが人生戦略上重要。
・インプットはさらなる価値を生み出してくれるため、すべての自己資源をインプットである「知識」と「経験」に投資するべき。
・重要なのは、何を「選択」し、どう「組み合わせる」か。このパターンをどれだけ持てるかが勝負。選択するにはそもそも多くを知らないといけない。
今後にどう活かすか
・洗脳教育されていたということを認識し、日々の生活の中で感じる自分の違和感に耳を傾けて生きていきたい。
・新しい生き方であるギグワークを目標とし、情報収集(知識、経験)に資源を投資し、情報発信を継続的に行い信頼されるようなコンテクストを目指していきたい。
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