運がよくなる方法はないのかな?
「運転者」を読んでみて、運への理解を深めましょう。
どのような人にお勧めか
- 日常の生活の中で自分は運がないと思っている人。
- 自分が生きる意味がわからなくなっている人。
- 自分の未来を変えたいと思っている人。
要旨
日々の生活の中でイベントが起こると運が良い、悪いなど思うときが多々あるが、その運についてどうすれば変わるかについて、タクシー運転手(未来を変える過去からの使者)と主人公の物語の中で説明してくれる本。物語なので読みやすく、読んだあとに運に対する考え方を変えられる。
学んだこと・気づき
・運が劇的に変わるときが人生にはあり、それを捕まえられるアンテナがすべての人にある。そのアンテナの感度は、上機嫌のときに最大になる。機嫌が悪い人は、最高の運気がやってきている場にいても、それに気づかない。
・いつでもどこでも、明るく楽しくいることだ。いつでも、どんなときでも。上機嫌でいるというのは、楽しいことを期待するのではなく、起こることを楽しむと決めるということ。
・運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃなく、〈使う〉〈貯める〉で表現する。
・日々すれ違う人たちの中には、いろんな人がいて、私たちの人生に奇跡を起こす種はそこら中にある。
・相手のことに興味を持って、何でもいいから接点を見つけて、会話が始まれば〈見知らぬ人〉ではなくなり、それが重なると〈知人〉になり〈友人〉になり、ときに〈恩人〉になっていく。
・自分が得しそうだと思ったら行動する、損しそうだと思ったらやめるではなく、もっと純粋に未知のものに対して『楽しそう』『面白そう』って思ってみていい。どこでどうつながるかわからないから。
・運が好転するということは、人生のターニングポイントということ。つまり、そこを起点として人生がどんどん良くなっていくのであって、そこで何かすごいことが起こるというわけではない。あとから考えれば『あそこが始まりだったな』と気づくだけ。
・収入がなくなっても、仕事がなくなっても終わりなんてないです。そこからまた始めるだけ。
・人間はひとつのことをずっと続けているとそれをやるのに適した仕様に変わっていく。痛みがあってようやく身体はそれをやるにふさわしい仕様に仕上がる。柔らかいのは、何にでもなれる証で、痛みを経験して初めてスペシャリストになれる。
・誰かの幸せのために自分の時間を使う、それによって何かを得る、そのときしてあげたことと、してもらったことの差が〈運〉。
・世の中は誰かが頑張る姿からもらったエネルギーの集合体。
・それぞれの時代に生きた人が、延々と続く命の物語の一部を精一杯、自分の役割を果たすように生きてくれたから、次の世代は、前の世代よりも〈いい時代〉に生まれ育つことができるようになる。そして、その命の物語というバトンを受け取って生きている。
・まず誰かと比べるのをやめるといい。他の人の人生と比較するのをやめて、自分の人生に集中する。そうすれば、自分がどれだけ恵まれているか心から気づく。きっと自分に自信が持てるし、自分には役割があると心から信じることができる。
まとめ
まずは上機嫌にいきるために楽しそう、面白そうと思うことをやっていきたい。その中で誰かの幸せになれることをみつけて貢献することで気づかぬうちに運が貯まっていければ嬉しい。
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